ヘモグロビンA1c(HbA1c) を下げるには?|酸素ボックス体験談

ヘモグロビンA1c(HbA1c) を下げるには?|酸素ボックス体験談

健康診断や人間ドックで「ヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値が高めですね」と指摘されたことはありませんか?

 

健康診断でよく耳にする「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」

 

血糖値は食事や運動によって一日の中でも大きく変動しますが、ヘモグロビンA1cは過去1〜2か月間の平均的な血糖状態を反映する数値で、糖尿病の診断や経過観察において欠かせない指標とされています

 

日本糖尿病学会の基準では、ヘモグロビンA1cの数値を

 

  • 正常:4.6~5.6%以下

  • 正常高値:5.6~5.9%(リスクあり)

  • 境界型(糖尿病予備群):6.0~6.4%

  • 糖尿病型:6.5%以上

 

としています

そして、5.6%以上6.0%未満も注意が必要な数値 とされており、生活習慣の見直しを求められるケースが少なくありません

 

 

健康診断で「ヘモグロビンA1c が高いですね」と言われた

「間食 NG!」「運動をして」「食事の順番に気を配ろう」と指導された

 

でも実際には



 ✔ 何がどう悪いのか?



 ✔ どんな危険性があるのか?



まで説明を受けることは少なく、よくわからないまま不安だけが残ってしまっていませんか?

 

 

さらに、下げないといけないのはわかっているけれど



 ✔  方法がわからない



 ✔  方法は知っているけど続かない

 



そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

かつて私もそうでした



ヘモグロビンA1cが6.3の“万年糖尿病予備軍”

ずっと気になりながらも、決定的な改善にはつながらない日々…

 

ところが48歳で【酸素ボックス】に出会い、取り入れてからの1年で数値は 5.6

予備軍を抜け出すことができたのです

 

この記事では、私の実体験を交えながら

 

  • ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは何か?
  • ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高いとどうなる?
  • ヘモグロビンA1c(HbA1c)を下げるには?

 



を、できるだけわかりやすくお伝えしていきます

 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは何か?

 

どれくらいの期間を反映する数値なのか

 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、赤血球の寿命に合わせておよそ1〜2か月間の血糖状態を反映する指標となります



血液中のブドウ糖が赤血球のヘモグロビンと結合することで数値が決まり、過去の血糖コントロールがどの程度うまくいっていたかを示してくれる「通知表」のような存在です

赤血球の主成分・ヘモグロビンについて、酸化ヘモグロビンと糖化ヘモグロビンの解説
ブドウ糖(糖)を多く摂取すると、糖化ヘモグロビンが増える(イメージ図)
血糖値の状態を図解。ヘモグロビンA1cの解説。
あなたはどっち?

 



昨日、今日だけの頑張りでは数値は変わらず、日々の生活習慣の積み重ねがそのまま結果に表れるのです

 

 

血糖値との違い

 

血糖値はその瞬間の状態を映す「スナップショット」であり、直前の食事や体調によって大きく変動します



例えば炭水化物や甘いものを食べればすぐに血糖値は上がり、逆に空腹時には下がるというように、とても上下しやすい特徴があります

 

数年前に注目されたGI値(食品ごとの血糖値の上がりやすさを示す指標)を意識した食事法は、確かに血糖の急上昇を抑える助けになります



ただ、こうした工夫をしてもあくまで一時的な血糖値の上がりやすさを抑えるだけで、直接的にヘモグロビンA1cを下げるわけではありません



毎度の食事で完璧に管理するのは難しく、長く続けることが困難という現実もありますよね

 

このように「一時的に上下しやすい血糖値」と比べて、ヘモグロビンA1cはより「長期的な血糖コントロール」を知るための信頼できる指標なのです

 

 

なぜ健康診断で重視されるのか

 

健康診断でヘモグロビンA1cが重視されるのは、単なる一瞬の数値ではなく、過去1〜2か月にわたる血糖コントロールの履歴を示してくれるからです



その日の体調や直前の食事に影響を受ける血糖値とは違い、生活全体の習慣が隠すことなく数値に現れます

 

つまり、前日に食事を控えたり運動した程度では誤魔化せません

 



毎日の積み重ねがそのまま反映されるため、糖尿病やその予備軍を見逃さない「生活習慣の通知表」のような役割を果たします

だからこそ、健診での異常値は「気のせい」ではなく、未来の病気を防ぐための重要なサインとして扱われているのです

 

 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高いとどうなる?

 

動脈硬化や血管障害につながる

 

ヘモグロビンA1cが高い状態が続くということは、血液中にブドウ糖が余っている=血糖値が慢性的に高いということです



この余分な糖は血管の壁やたんぱく質にくっつき、血管そのものを傷つけたり硬くしたりします



結果として動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気のリスクを高めてしまうのです

 

 

神経や腎臓へのダメージ

 

ヘモグロビンA1cの数値が高い状態が長く続くと、まずは血管に負担がかかります



大きな血管だけでなく、目や腎臓、神経などの細い血管にもダメージが及ぶため

 網膜症による視力障害、腎症による人工透析、神経障害による手足のしびれや壊疽(えそ:血流が悪くなり、組織が壊れてしまう状態、最悪の場合は手足の切断を余儀なくされることも) になるなど

生活の質を大きく下げる合併症の原因になってしまいます

 

また、大きな血管にも負担がかかり、動脈硬化が進むと 脳梗塞や心筋梗塞 といった命に関わる病気のリスクも高まります

 

そして怖いのは、数値が少し高い段階では自覚症状がない という点です

 

「まだ大丈夫」と思っているうちに、静かに少しずつ進んでいく──これこそがヘモグロビンA1cの高値がもたらす本当の怖さなのです

 

 

薬やインスリン治療について

 

血糖値が下がらない場合、薬の服用やインスリン注射といった治療が必要になることもあります

もちろん、これらは糖尿病治療において非常に重要であり、多くの方の命を支えてきた方法です

しかし「薬やインスリンがあるから安心」と思ってしまうのは危険です

 

経口薬(飲み薬)は長期的に使用すると、肝臓や腎臓に負担がかかる種類もあり、副作用のリスクを完全に避けることはできません

また、次第に効きにくくなって薬の種類や量が増えることも少なくありません

 

インスリン注射も安全性の高い治療ですが、低血糖のリスクや体重増加といった副作用、さらには毎日の自己注射のストレスや通院・費用の負担も伴います

 

つまり、薬やインスリンに頼り切る治療は「体への負担」「生活の質の低下」という側面も持ち合わせているのです

だからこそ、治療を続けながらも、生活習慣を見直し少しでも体への負担を減らすことが大切になります

 

 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)を下げるには?

 

生活習慣の見直し

 

ヘモグロビンA1cの数値を下げるためには、まず日常生活そのものを整えることが基本となります

大きく分けて「食事」「運動」「睡眠・休養」の3つの柱があります

 

食事面では、炭水化物や糖分をとりすぎないように意識することが重要です

急激な血糖値の上昇を避けるために、野菜や食物繊維をしっかりと摂り、白米やパンを控えて雑穀や玄米を取り入れると良いとされています

また、数年前に注目されたGI値(グリセミック・インデックス)にも配慮し、血糖値が上がりにくい食品を選ぶ工夫も有効です

 

運動については、特別なトレーニングをしなくても、日常の中で体を動かす習慣が効果的です

例えば、徒歩や自転車を取り入れる、エレベーターではなく階段を選ぶなど、小さな積み重ねが血糖コントロールに役立ちます

 

さらに、睡眠や休養も見落とせません

睡眠不足は血糖値を乱しやすく、ホルモンバランスにも影響を与えます

 

規則正しい生活リズムを整えることで、食欲や代謝が安定し、無理のない血糖コントロールにつながります

 

このように、特別な方法よりも「無理なく続けられる生活習慣」を整えることが、ヘモグロビンa1cを下げるための大切な第一歩といえます

 

私が気をつけていたこと

 

私のヘモグロビンA1c値は、20年来 ずっと6.3~6.4を行ったり来たりしている万年糖尿病予備軍でした

私が定期的に血液検査を行っていた理由は、母が糖尿病だったからです

 

母は、自営業だったこともあり、健康診断を受けずにいました

「視力が悪くなった」ことがキッカケで、眼鏡を作るために眼鏡屋さんに行った際に「これは、内臓からきてるので、内科を受診するように」と言われて、はじめて病院に行きました

 

そこで「重度の糖尿病」だと診断されました

 

今、思えばその数年前から「私は食べても太らない」などと言っており、元々、ガッチリ体型だったにも関わらず、どんどん痩せていっていました

当時、若かった私は ” 痩せる=ガン ”  という程度の知識しかなく「お母さんはガンなんだよ!」と軽口をたたきあっていました

 

母が糖尿病になってはじめて、重度の糖尿病になると痩せるということを知りました

 

そう診断された母が「人口透析」をするようになるまでには、さほど時間はかかりませんでした

 

そんな経緯があるので、私は「糖尿病にだけはなるまい!」と心に誓い、血液検査を利用して自分の現状把握と、自分への注意喚起をしていたのです

20年くらい続けていますが、ずっと変わらず 6.3~6.4 を維持し続けていました

 

医師によっては、薬を勧めてきますが、私はこれが自分の正常値と思っているので、断り続けていました

 

医師からは「間食をしないこと」「甘いものを控えること」「ウォーキング」を推奨されますが、どれも続きません

ある意味「6.3~6.4の間なら大丈夫」と思っているふしがあります

 

でも、「6.3~6.4を維持するため」に

 

  • 自宅で使う甘味料はエリスリトールにする
  • 食前にイヌリンを摂取する
  • お菓子やスイーツは1日1個だけ(多すぎと言われます (笑))

 

は、守っています…が、とても努力をしているとは言えませんね (笑)

 

 

私に起きた奇跡

 

そんな、大した努力もできない万年糖尿病予備軍の私に奇跡がおきました

 

2025年7月30日、ヘモグロビンA1cの数値が 5.6 に下がっていたのです!

このエピソードはアメブロにも書いています

生活習慣は何も変えていません

むしろ、何も努力はせずに、老化だけはしているので、悪くなっていてしかるべきの数値が、下がっていたのです!

 

何が起きたのか分からずにいました

 

でも、よくよく考えてみると【酸素ボックス】を利用しはじめて1年経っていることに気づきました

 

私が【酸素ボックス】を利用しだしたのは、完全に「美容目的」でした、それに「疲れない」ことがオマケについてきた――その程度の認識でした

 

ヘモグロビンA1c が下がるなんて期待もしてなかったのです!

奇跡だと思いました!

 

この奇跡を体験してから、私の【酸素ボックス】に対する認識が変わりました

 

この記事を書いている  2025年8月19日現在は

私の中では、まだ確信にはなっていないものの、私の奇跡を伝えることで、同じように糖尿病予備軍で悩む方、すでに糖尿病で治療中の方の希望の光になれたらいいなという想いは芽生えています

 

 

正直、医学的にどう説明できるのかは分からないし、これが誰にでも起こることなのかも分かりません

 

けれど、私は確かにこの体験をしました

 

その事実だけは変わらないから、同じように数値で悩んでいる人に『こんなこともあるんだ』ということを知ってもらえたら嬉しいです

 

酸素あびるちゃんでした♪

本記事は【国立循環器病研究センター】の公式情報を参照して執筆しました